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学術変革領域「分子サイバネティクス」キックオフシンポジウムを開催します。


このたび,科研費学術変革領域研究(A)「分子サイバネティクス」(領域代表:村田 智(東北大学))が発足しました.本領域は,「いかにして個別の分子材料や分子デバイスをシステムとして組み上げるか」に重点を置いて実施した新学術領域「分子ロボティクス」(2012-17)の基本理念を継承しつつ,より大規模な分子システム構築の方法論の開拓に挑戦する領域です.具体的には,センサ,プロセッサ,アクチュエータといった異なる機能をもつ分子を,リポソームをはじめとする人工細胞(コンパートメント)に実装し,さらにこれらを結合することにより,複雑な機能をもつシステムを構築する方法論の研究に取り組みます.ここで研究する方法論は,部品を配線で組み合わせる通常のロボットやコンピュータとは異なり,すべての機能を溶液中の分子間の反応としてボトムアップに組み立てる新しい方法論,つまり「分子システム工学」と呼ぶべきものです.



本領域の発足にあたり,キックオフシンポジウムを開催いたします.このシンポジウムでは,領域としての目標,4つの計画研究の概要,公募研究についてご説明するとともに,領域メンバーのために用意している各種のサービスをご紹介いたします.また,後半には,著名な先生方をお招きして,「分子ロボティクスから分子サイバネティクスへ」をテーマにパネルディスカッションを行います.


当日まで時間がない中のお知らせとなりまして大変申し訳ありませんが,ぜひご参加ください.みなさまのご来場をお待ちしています. 学術変革領域「分子サイバネティクス」キックオフシンポジウム 日時:2020年12月19日(土)14:00-16:30 場所:オンライン開催(参加費無料)

事前登録先(Google Form):https://forms.gle/CdrZpqdP9rmm47uS7

事前登録締め切り: 12月19日(土)11:00

登録いただいた方にオンライン会場のURLをお送りいたします.

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